クンニ論

昼はサラリーマン夜はクンニの伝道師として活動する男が書く何とも言い難い微妙なブログ

蝿はハエー

家の中に蝿がいる。

一匹だが確実にいる。

今しがた足に止まっていたのを確認済みだ。

このベルゼブブは完全に俺を舐めている。

捕まえてみろと言わんばかりに視界に入って来ては消え、視界に入っては消えを繰り返している。

時間はすでに夜中の1時であるし、明日も仕事なので、こちとら早く寝たいのだが、蝿は一匹から何十匹にも増えそうで恐いのと、不潔というイメージから野放しにはしたくない。

ハエ叩きを出して来て意気込んでいる俺をよそに姿を消してしまった。

俺の殺気に恐れをなしたようだ。

ベルゼブブにさえ恐怖を与える俺の殺気、すげぇ。などと、感心してる場合じゃない。てか、ブログ書いてる場合じゃねぇ。

1秒でも早く見つけて、倒さないと数が増えてしまう。。。

約30分捜索したものの発見できず。このままじゃ眠ることもままならない。

ハエ叩きを持って、明らかな殺意でうろうろしていた俺を奴は見ているため、寝てる間に復讐されてしまう。

口から侵入し、体の中で寄生、でもって朝起きたら、顔が蝿。絶対に嫌だ。

それだけは絶対に避けねばならぬ。

スメハラモンスターを辞めさせるとか息巻いておいて、顔が蝿の男を雇い続けるほど、会社は甘くない。そんなことは蝿でもわかる。

第2ラウンドに向かう俺に悲劇到来。

眠気による判断力の低下が招いたのか足に止まっていると思い、全力ビンタした先はただのホクロ。おかげで眠気は覚めたが奴の気配は全くしない。どこかで増殖してるのだろうか。

捜索に捜索を重ねた結果見つからず、先程調べたら蝿は殺気を感じとるらしいことが判明。

殺気立ってうろうろするのは得策ではないと考え勇気ある撤退を選ぶことにした。

油断させておいて朝にでも倒すことにする。

寝床の侵入だけは阻止すべく、ドアにテープを貼る自分が情けない。